モバイル・5G・AR/VR/MR/XR

5Gの3特徴(eMBB/URLLC/mMTC)、世代別の進化、Wi-Fi 6との違い、AR/VR/MR/XR、ウェアラブルを身近な例で整理。

編集・検証: ITパスポートスタディ編集部 公式情報: IPA ITパスポート試験公式ページ 制作・検証方針

スマホがつながる仕組みから、5Gの3つの強み、AR/VR/MR/XRの違いまで。シラバス6.3で出題が増えている分野を、身近な例でまとめて整理します。

星見 めい(普段) 星見 めい

ねえ先生、5Gって4Gより速いんでしょ?
でも『速い』以外に何が変わったのか、いまいちピンとこないんだよね。

紫垣 こはる 先生(笑顔) 紫垣 こはる 先生

いい疑問ね。
5Gの変化は『速さ』だけじゃないのよ。
大きく3つあって、5Gは『速い・遅れない・たくさんつながる』の3点が4Gとの違いなの。

蜂谷 まこと(普段) 蜂谷 まこと

言葉を揃えると、高速大容量・超低遅延・多接続の3つですね。

小夜川 ほのか(普段) 小夜川 ほのか

遅延って…遅れのことですかぁ?
速いのと、遅れないのって、同じじゃないんですかぁ?

紫垣 こはる 先生(笑顔) 紫垣 こはる 先生

ふふ、いいところに気づいたわね。
別物なのよ。
たとえば大きな荷物を運ぶトラックの『一度に運べる量』が速さ(大容量)、ボタンを押してから動き出すまでの『反応の早さ』が遅延。
動画のダウンロードは量、ゲームやテレビ会議は反応の早さが効いてくるの。

星見 めい(笑い) 星見 めい

あー!
ネット対戦でラグるのは遅延、映画落とすのが遅いのは容量ってことか。
マジでわかりやすい。

蜂谷 まこと(普段) 蜂谷 まこと

歴史でも整理できます。
1G(アナログ通話) → 2G(デジタル化・メール) → 3G(本格的なデータ通信) → 4G/LTE(モバイルブロードバンド) → 5G(IoT基盤) と進化し、次は6G(2030年頃)が見込まれています。

小夜川 ほのか(びっくり) 小夜川 ほのか

1Gの頃は電話だけだったんですねぇ…ほのか、びっくりですぅ。
3つの強みは、結局どこで役に立つんですかぁ?

紫垣 こはる 先生(普段) 紫垣 こはる 先生

使いどころで3つのシナリオに名前がついているわ。
eMBB(高速大容量=8K動画)、URLLC(超低遅延=自動運転・遠隔手術)、mMTC(多接続=IoT)。
3つの強みと1対1で対応しているのよ。

蜂谷 まこと(笑顔) 蜂谷 まこと

覚え方は『大きい(eMBB)・速い反応(URLLC)・たくさん(mMTC)』で、高速大容量・超低遅延・多接続にそのまま結びつけると忘れにくいです。
頭文字がバラバラでも、3つの強みと一緒に覚えれば迷いません。

周波数帯も出ます。
5GはSub-6とミリ波を使い分けます。
ミリ波は速いぶん、壁や雨に弱いのが弱点ですね。

小夜川 ほのか(普段) 小夜川 ほのか

あのぉ、Wi-Fi 6っていうのもよく聞きますけど、あれも5Gの仲間なんですかぁ?

紫垣 こはる 先生(笑顔) 紫垣 こはる 先生

それは全くの別物よ。
Wi-Fi 6は無線LAN(LAN内の規格)、5Gは携帯電話会社が運ぶ通信。
ざっくり『屋内のルーター=Wi-Fi、屋外で電波=5G/4G』と住み分けると覚えやすいわ。

星見 めい(普段) 星見 めい

家の中はWi-Fi、外はスマホの電波そのままか!
じゃあ最近よく聞くAR/VRも教えてよ。

蜂谷 まこと(普段) 蜂谷 まこと

整理しますね。
VR(仮想現実=まるごと仮想)、AR(拡張現実=現実+情報)、MR(複合現実=融合+操作)、XR(これらの総称)です。

星見 めい(普段) 星見 めい

VRゴーグルとか、スマホかざすやつのARはわかるけど、MRだけ微妙にピンとこない…ARと何が違うのさ?

紫垣 こはる 先生(笑顔) 紫垣 こはる 先生

違いは『現実のモノとやり取りできるか』なの。
ARは現実に情報を“重ねるだけ”、たとえばカメラ越しに道案内の矢印が出る。
MRは現実のテーブルの上に3Dモデルを置いて、回り込んで見たり手でつかんで回したりできる。
HoloLensやApple Vision Proが代表例ね。

小夜川 ほのか(恥ずかしい) 小夜川 ほのか

重ねるだけがAR、さわれるのがMR…ほのか、やっと区別がつきましたぁ。
Apple WatchやMeta Questみたいな身につける機械も仲間ですかぁ?

蜂谷 まこと(普段) 蜂谷 まこと

応用例も押さえると安心です。
VRは訓練・ゲーム、ARは作業支援やナビ、MRは手術支援や建築設計など。
3D仮想空間で交流や経済活動を行うメタバースとも深く関わります。

紫垣 こはる 先生(普段) 紫垣 こはる 先生

ほのかちゃんの言うとおりよ。
身につけて使うウェアラブルデバイスも重要分野。
スマートウォッチで健康管理、スマートグラスで作業支援、XR体験など用途が広がっているわ。

蜂谷 まこと(普段) 蜂谷 まこと

通信の補足として、LPWA(IoT向けの省電力通信)とeSIM(物理SIM不要)も試験範囲です。
LPWAは『遅くて狭いデータだけど電池が超長持ち』が5Gと逆の発想で要注意ですね。

紫垣 こはる 先生(笑顔) 紫垣 こはる 先生

整理するわね。
5Gは『速い・遅れない・たくさん(eMBB/URLLC/mMTC)』、Wi-Fiとは別物。
AR/VR/MR/XRは『重ねる・没入・操作・総称』。
ここを言葉と例でセットにすれば、試験でも迷わないわよ。

確認クイズ

5Gの3つの活用シナリオのうち、自動運転や遠隔手術への応用が期待される『超低遅延』のシナリオはどれか。

  1. eMBB
  2. URLLC
  3. mMTC
  4. QoS
こたえを見る

正解: 2. URLLC

正解はURLLC(超高信頼・低遅延)で、通信の遅れを極小化し自動運転・遠隔手術・産業制御に応用されます。eMBBは高速大容量(8K動画など)、mMTCは多接続(大量のIoT機器)で、いずれも遅延が主目的ではありません。QoSは通信品質を確保する仕組みの総称で、5Gのシナリオ名ではないため誤りです。

紫垣こはる先生、蜂谷まこと、小夜川ほのか、星見めいが校庭のガーデニングを楽しむ様子

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