2026年に入り、ITパスポート試験をめぐる公式発表が立て続けに行われました。シラバス更新、試験休止の延期、そして出題分野の刷新。8月31日には、新制度のシラバス案(Ver.0.1)とサンプル問題も公開されています。「いつ受ければいいの?」「覚え直しは必要?」という疑問に、4人の会話で時系列に沿って答えていきます。最新の日程と休止の予定は試験情報にまとめています。
せんせぇ〜、ITパスポートが大きく変わるって聞いたのぉ?
うぅ〜ん…なんだか色んな発表が一気にあって、頭がこんがらがっちゃったの…
そうなのよ。
2026年は発表が続いたから、まずは起きた順番に整理していきましょうね。
ポイントは三つ。
1月のシラバス更新、3月の試験休止の延期、そして3月末の出題分野の刷新発表よ。
つまり、時系列で押さえると理解しやすいということですね。
補足すると、一つ目は2026年1月8日に公開されたシラバスVer.6.5です。
ええ。
このVer.6.5では、法改正にあわせて用語が変わったのが大きな点なの。
2026年1月1日施行の法改正で、これまでの『下請法』が『中小受託取引適正化法』、略して『取適法』に名称変更されたのよ。
よっしゃ!
要は、法律の名前が変わったから試験用語も更新されたってこと?
そうですね。
試験対策では旧名称で覚えていた人も『中小受託取引適正化法(取適法)』へ用語を更新し、新旧の対応を押さえる必要があります。
えへへ、名前が変わったとこだけ気をつければいいのねぇ。
じゃあ二つ目の…試験休止って、受けられなくなっちゃうのぉ?
2026年3月13日のIPA発表で、休止時期が先送りされたのよ。
もともとは2026年4月27日以降に休止する予定だったのだけど、システムリプレースが延期になったの。
整理すると、現行試験の休止は2026年12月28日以降になりました。
選択できる最後の試験開催日は12月27日です。
なるほど、試合の日程が後ろにずれた感じか!
でも、それなら焦らなくても大丈夫ってこと?
基本はそうなのだけど、注意点があるの。
会場によっては12月27日より前に試験実施が終わる場合もあるのよ。
空席も限られるから、年内に受けるつもりなら早めに公式予約画面を確認しておくのが安全ね。
うぅ〜ん…会場ごとに違うこともあるのねぇ。
早めが安心なのぉ。
それで、三つ目の出題分野の刷新って…?
これが一番大きな話なの。
2026年3月31日にIPAが情報処理試験の見直し案を公表したのよ。
ITパスポートは2027年度から『ビジネス』『テクノロジ』『セキュリティ・倫理』の3分野へ再整理する予定なの。
将来の出題構成が変わる見込み、という発表ですね。
補足すると、2026年8月31日には、新制度のITパスポート試験のシラバス案(Ver.0.1)とサンプル問題が公式ページで公開されました。
要は、ルール改正の予告だけじゃなくて、新ルールの中身も見られるようになったってこと?
じゃあ、どんなくくりで出題されるのか知りたいな!
シラバス案では、出題範囲が『ビジネス変革』『データ・AIの利活用』『組織活動』『デジタル技術』『セキュリティ』『倫理・コンプライアンス』という大分類で整理されているの。
ただし『案』だから、今後変わる可能性があるわ。
まとめると、年内は通常受験ができる。
だから受けるなら早めに、学習は最新の用語に更新しておく、ということね。
えへへ、すっきりしたのぉ!
早めに受けて、用語もアップデートするの。
せんせぇ、ありがとうございましたぁ。
確認クイズ
2026年3月13日のIPA発表に基づく、ITパスポート試験の日程として正しいものはどれか。
- 2026年4月27日以降、全会場で恒久的に休止する
- 2026年12月27日が選択できる最後の試験開催日で、12月28日以降は休止予定である
- 2026年1月1日からすでに全面休止している
- 2027年の再開日まで確定済みである
こたえを見る
正解: 2. 2026年12月27日が選択できる最後の試験開催日で、12月28日以降は休止予定である
システムリプレース延期により、休止は2026年12月28日以降へ変更されました。選択できる最後の試験開催日は12月27日ですが、会場によってはそれ以前に終了する場合があります。再開日はまだ公表されていません。
公式情報: IPA 試験制度の見直し / 新試験制度のシラバス案 / 新試験制度のサンプル問題 / 2026年5月以降の試験実施(休止の時期) / ITパスポート試験 FAQ(2026年10月7日に確認)